論説文の構成パターン・パラグラフリーディング
硬い話題の小難しい英語の長文問題がありますよね。あれが苦手なんですよ。
英文1つ1つの意味はつかめるんだけど、読んでいるうちに筆者が何を言いたいのかが、分からなくなるんですよ。
硬い話題の小難しい英語の文章というのは、論説文のことですね。
確かにただでさえ論説文は筆者の主張をつかみづらいのに、英語になると余計にわかりづらいよね。
では論説文対策に、パラグラフリーディングという読み方を教えるね。
なんか格好イイね。
パラグラフリーディングに入る前に、まず論説文とはどういう文章なのかを、説明しますね。
英語じゃなくて、現代文の授業みたいですね。
論説文というのは、自分の考えを分かりやすく、他人に伝えるための文章です。
そのため人が理解しやすいように、人間の思考の過程をなぞるような、文章の形式がとられているのです。(それでも分かりにくいんだけどね)
どういう形式なのですか?
簡単に言うと「序論・本論・結論」といわれる形であらわされます。
序論 = 問題提起。主張。
本論 = 理論的展開。実験、具体例、論証による検証。
結論 = まとめ。今後の課題。主張。
うーん、やっぱり小難しくて分かりにくいよ〜。
この「序論」「本論」「結論」の中で、筆者が一番言いたいこと、つまり「主張」が入っているのはどれ?
「序論」と「結論」ですね。
逆を言えば「本論」には、「主張」は入っていないんですね。
論説文で、筆者が何が言いたいのかわからないときに、「本論」の部分を何度も読み直すのは無駄!
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