定冠詞の the がつくか、つかないかを見分ける方法
問 I admire him for ( ) he displayed.
1. the honesty / 2. honesty / 3. honest / 4. being honest
「彼の見せた正直さに関しては、私は彼に感心するなぁ」って感じですね。では、( )
に何が入るでしょう? ではサル君。
はい、えっと… ( ) には「正直」ということが入るんですね。あれ? honesty
と honest のどっちが「正直」って意味でしたっけ?
honesty は「正直さ」という名詞、honest は「正直な」という形容詞、ついでに
honestly は「正直に」という副詞です。でも、この問題はそんなこと関係ないですよ。
え? どういうこと?
つまり
名詞の後ろが「関係詞」「S+V」「分詞」「of 〜」などのときは、その名詞に定冠詞の the がつくことが多い
ということは、正解は1.の the honesty ですね。いちいち意味を考えなくてもできちゃうんですね。
そうは言っても次の例文では定冠詞の the じゃなく、不定冠詞の a を使いますね。
Michael Jackson is a singer who is popular all over the world. / マイケルジャクソンは世界中で人気にある歌手です。
世界中で人気のある歌手は、マイケルジャクソンだけじゃないからね。
「特定」なものなのか、そうでないのかで使い分けるんですね。ていうか、そう考えるとややこしくなるんで、今の話は「聞かざる」だな…
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