受動態と have+O+過去分詞の違いって何ですか?
受動態(〜された)
have+O+過去分詞の被害での(〜された)
こういうやつの違いって何ですか? 訳すと いっしょじゃないですか。口語的には被害のときに 後者を使うんでしょうが、受験のときはどっちでもいいんでしょうか?
I had my purse stolen in a bus.
バスで私は財布を盗まれた。
これは SVOC の第5文型で、OとCだけで考えると
↓ のような普通の受動態になるのです。
My purse was stolen in a bus. / バスで私の財布は盗まれた。
最初のhave+O+過去分詞は、被害をあらわす受動態といわれますが、本当は使役のhaveを使った第5文型の文で、主語の意志に無関係に行なわれるものなのです。
つまり、指している内容は同じだがニュアンスが違うということです。受動態の場合は、単に「とられた」という事実をさすのに対して、have+O+過去分詞の方は「使役」の動詞があるので、「とられてしまったー」という主語の悔しい気持ちが入るわけです。
さらにhave+O+過去分詞で、主語の意志がある場合は、I had my hair cut. / 私は髪を切ってもらった。というように、普通の「使役」の訳になる。
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