文整序問題の解答テクニック・代名詞は直前を探そう
次の文章の空所に入れる3つの文が、順不同で下のA〜Cに示されている。論理的な文章にするにするのに最も適当な配列のものを、下の1〜6のうちから1つ選べ。
*****************************************************************************( )**************************. |
A ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・.
B ・・・・・・・・・・・・・・・.
C ・・・・・・・・・・・・・・・・・.
1. A−B−C / 2. A−C−B / 3. B−A−C / 4. B−C−A / 5. C−A−B / 6. C−B−A
この文整序形式の問題で、使えるテクニックを紹介します。
まず、選択肢の英単語をチェックします。
たとえば、a book / the bookというように、同じ英単語で冠詞が違う2つの語が、別々の選択肢にあれば、a *** → the ***の順になります。
なるほど。それはわかる。
次に代名詞を見つけたら、それが指すものを探しましょう。
代名詞の指すものは、直前の英文にあることが多い
ということは選択肢の中の代名詞は、他の選択肢か、( ) の直前の英文にある可能性が高いということです。当然、「名詞」→「代名詞」の順になります。
そりゃそうだわな。
最後に( )の前後と選択肢1・2・3の時制をチェックしましょう。少しややこしいので落ち着いて見ていきましょうね。
たとえば選択肢1・2が現在形で、選択肢3が過去形という設定で考えて見ましょう。
1・2・3 / 2・1・3 / 3・1・2 / 3・2・1という順番は → ○だけど・・
1・3・2 / 2・3・1のように、「時制の同じ選択肢」が分断されてしまうのは → ×です。
加えて、上のパターンで( )の前が過去の英文で、( )の後ろが現在の英文なら
1・2・3 / 2・1・3の順番は → ×
3・1・2 / 3・2・1の順番は → ○となります。
かなり絞れてきましたね。
何かパズルみたいですね。
理由は大丈夫ですね。
時制が行ったり来たりするようなへんてこな英文は、センター試験では (たぶん)出てこないからです。
信用していい・・・のですか?
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